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「原因探し」から抜け出すと見えてくるもの




スピリチュアルな学びを続けていると、

日々の出来事に対して

「これはどんな意味があるのだろう?」と考えたり、

「何が原因なのか?」と深掘りしようと

したりすることがあります。


過去生の影響かもしれないし、

先祖からの流れが関係している

場合もあるでしょう。


そういった視点は確かに大切ですし、

実際にそこにヒントが隠されていることもあります。


ただ、何か一つの原因を特定することで

安心しようとすることが、

時に落とし穴になることもあります。


たとえば、「これは過去生のせいだから仕方がない」

「先祖の影響でこうなっている」と考えることで、

自分自身の選択や行動を見つめ直す機会を

逃してしまうことがあるのです。


確かに原因はあるでしょう。


しかし、それが単独で明確に

存在するとは限りません。


多くの出来事は、さまざまな要因が

複雑に絡み合った結果として現れています。


特に、今の現実を「ネガティブなもの」と捉えているとき、

その原因を知ることで「自分のせいではない」と

思いたくなることもあります。


その気持ちはとても自然なことです。


ただ、ここで大切なのは「誰のせいなのか?」ではなく、

「その出来事を通じて何を学ぼうとしているのか?」という視点です。


もし学び方を少し変えることができたなら、

同じ出来事でも感じ方が変わり、

違う形での解決が生まれる可能性があります。


もちろん、原因があるからこそ

現実が生まれているのは確かです。


でも、そのすべてを細かく突き詰めて明らかにすることに、

本当に意味があるのかどうか。


時には、「なぜ?」を問い続けるより、

「これからどうしたいか?」に

意識を向けることが、

新たな流れを生み出す一歩に

なるのではないでしょうか。


何かのご参考になさっていただければ幸いです。



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